フェアコールSA 100【往復動型コンプレッサーオイル】
カーボンフリータイプの往復動空気圧縮機専用油(合成油)
フェアコールSA100は、圧縮機の高負荷、高効率運転が指向される中で、“より安全”で“より使いやすい油”として設計された新しいタイプの合成系往復動圧縮機専用油です。フェアコールSA100のカーボンレス性能は、省力化・省コストを実現し、トータルメンテナンスコストの低減を図ります。
特長・用途など |
【特長】 1. カーボンフリーに迫ります
フェアコールSA100はカーボン生成がほとんどないために、バルブの清浄性に優れ、バルブ寿命とメンテナンスインターバルの延長が図られます。メンテナンスインターバルの延長は実際にお使いいただきながらお決め下さい。
2. 火災の危険をより低くします
フェアコールSA100は、引火点約270℃、発火点約400℃といずれも鉱油系より10~20℃高く、近年の高温高負荷化や高圧縮化にともなう火災の危険に対し、より安全です。また、カーボン生成が極めて少ないことも従来の堆積カーボンによる蓄熱発火などの予防保全対策となります。
3. 運転時の油臭がありません
フェアコールSA100は、安定性に優れるため、通常の使用条件では悪臭のもとになる分解物の生成がなく、運転時に不快な臭気を発生しないので作業環境が良好に保てます。
4. 圧縮機の寿命延長が図れます
フェアコールSA100は、シリンダ注油を考慮して潤滑性(例:FALEX焼付荷重)をより向上させています。また、優れた水分離性能はオートドレン機構設置型や排水問題に十分対応でき環境汚染の防止に貢献します。
5. 超ロングライフの頼もしい圧縮機油です
従来の往復動圧縮機油と酸化寿命(RBOT)を比較しますと、フェアコールSA100は20倍以上の寿命であることがわかります。
【用途】 ・省力化を実行する往復動ガス圧縮機
・より安全運転を望む往復動ガス圧縮機
例.船舶搭載圧縮機
高稼働率の工場設備圧縮機など
●保守管理のしやすい油とは……
鉱油系往復動空気圧縮機油「フェアコールAシリーズ」は、1968年に誕生以来40年以上「カーボン化しにくい圧縮機油」としてご愛用いただいています。
この永年の実績をベースに、トータルパフォーマンスを飛躍的に向上した圧縮機油がフェアコールSA100です。
フェアコールSA100は、メンテナンスフリー化の要求に対応するために、各種合成系基材の中からとくに熱・酸化安定性に優れた基材を厳選し、さらにカーボンフリーを考慮した特殊添加剤の組合わせにより完成した高性能圧縮機油です。
フェアコールSA100は、酸化寿命の延長、あわ立ち防止性やさび止め性など潤滑油としての特性はもとより吐出空気の悪臭防止にも配慮した圧縮機に優しい専用油です。
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荷姿 |
200Lドラム、20Lペール缶 |
自動車用潤滑油(エンジンオイル)
製品ラインナップ